[ 「やれば出来る」 :
U兄への返信 ] |
『「やれば出来る」は魔法の合い言葉』、ご紹介頂いたサイトで耳目ともに鑑賞いたしました。貴重な情報ありがとうございます。
http://www.saibi.ac.jp/100kouka/kouka.html
さすがは俳諧の亜聖・子規の古里ですね。「珠玉の校歌集(全国版)」を編むとしても、劈頭を飾る資格は充分あります。タカラヅカ・巨人の星・アタックナンバーワン等々の良いところを骨格に、林古渓風の正統な流れをちりばめた感じです。テバはむしろ、この一色和○子先生に興味を持ってしまいました。ドンナヒトナンダロウ。源氏物語をN*K文化センター松山教室で10,395円で講じたり、短作文指導に関する年間指導計画の樹て方を指導しておられる方のようですが、詳細不明なのが残念です(特にご真影が見つかりませんでした)。
ロマン(三文小説)とかコミックの世界に自分を当てはめるというのは、ある種、文化の爛熟期の特徴のようです。○○文化というものは、その構成員を、固有の様式・型に押し込める作用を持つようです。○○のところには、弥生、ヤクザ、王朝、戦後、ブッシュマン、ブッシュ、何でも入れてください。しかしながら、型に押し込まれるということは、個々人にとってはつらいことです。つらさが人格の50%を超えると、心理的な逃避が始まり、75%を超えると逃避的行動に走るようです。時代は今や平均して70%ほど爛熟しているのだろうと思います。
逃避的心理や行動というのは、現象としては党派的ということになるようです。あいつがそっちというなら俺はこっちに付く、ということですね。あまり悩まずに典型的行動さえ取っていればよいわけです。つまりロマンやコミックの登場人物になり切ることです。しかも完璧に様式にかなっているのですから安心です。極めて厳格なルールで仕切られた高校野球も、愛郷心という党派的心情をくすぐる素材にはなりえます。箱根山の東は一校も残っていないベスト4ですので、これから先は、極めて客観的に眺めることができそうですが。
2004/04/03(Sat)
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