[ 縁なき世界の頭痛用語 ] |
H大臣の奥様のお母様がご逝去された、という訃報が流れていました。そのお名前はというと、「コ川○子」様と申し上げます。凄いですね。通夜祭、葬場祭という言い方も初めてでしたが、その場所こそ、あの菩提寺の総本家みたいな寛永寺は輪王殿でありました。さすがです。喪主も、当然ながら、「コ川慶○」様です。
初めて見る文字ばかり躍ってましたが、ここに「ご丈母様」という言葉がありました。男から見て、連れ合いの父親を「岳父」、母親を「丈母」というそうです。義父とか義母というのは、明治以降の平民用語だったのかな・・・などとひがみつつも、何か変ですよね。この使い方は。例えば「ご岳父様」というかどうかです。
「私の岳父は帝国陸軍大将でありましたが・・・」という使い方がある以上、これは敬語にはならないんじゃないでしょうか。自分で使うなら「私の丈母は・・・の連枝でありまして・・・」、で良いのでしょうが、「○○先生のご丈母様は・・・のご連枝であられまして・・・」は、やはり何か座りが悪いのです。う〜ン、頭が痛い。
2003/05/30(Fri)
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