☆★☆- ホンの幕間 -☆★☆

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[ 三光大陸 ]
17世紀に南米からアフリカに持ち込まれ、瞬く間に主食の座を占めたイモの仲間、これがキャッサバ。ところが1970年代、同じ南米から、誤ってコナカイガラムシが持ち込まれると、キャッサバの畑はたちまちのうちに食い尽くされ始めます。そこで、登場したのが天敵トビコバチ。卵をコナカイガラムシに産み付けて、孵化した幼虫はコナカイガラムシを食べる、これによって問題は見事に解決されたようです。めでたし、めでたし。(「素敵な宇宙船地球号」より)

ところで、キャッサバがたちまち広まったり、コナカイガラムシが猛然と繁殖したり、この大陸って、何かおかしいところがあると思いませんか?大変に単調な大陸でなければ、こんなことは起こりえないはずです。ひょっとして、数百万年前、人類が発祥した大陸であったことにこそ原因があるのでは、という気がしてきました。数百万年にわたって、食べ尽くされ、焼き尽くされ、奪い尽くされた大陸、・・・サハラだって、昔は、緑の草原だったらしいのに、現在はあのような状況です。

今度は地球の番でしょうか?
2002/04/24(Wed) 晴れ


[ パコパコ ]
一日の大半を、ノートPCの前につながれて、パコパコやったり、クリック・クリックしたりという生活に陥ってしまいました。ガレー船の漕ぎ手の奴隷たちも、一旦解放されたら、きっと、二度と海なんか見たくなかったことでしょうね。512のRAMが積んであるったって、よーするに、一杯ソフトを立ち上げなきゃならない仕事をさせられているのであって、楽しいお絵かきなんかをしている訳じゃないんですからね。

しばらくは、愚痴っぽくなりそうなマクアイです。
2002/04/18(Thr) 晴れ


[ リスク・テイク ]
リスクというものは、回避したり減少させたりとか、かなりネガティヴなものだと考えてました。ところが先般、藤巻健史の本で、リスク・テイカーという人種がいることを知りました。フウーンと思っていたところ、ピーター・バーンスタインの「リスク」という本に出合いました。これは、かのブレーズ・パスカルに端を発する、一群のリスク・テイカーの歴史でありました。原題は「AGAINST THE GODS」、格好いい男達の群像です。天才と狂気が同居すると言われる人種の、そのまた代表中の代表といった感じなのです。

しばらくは、この辺りのことでも考えてみましょう。
2002/04/09(Tue) 晴れ