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☆- カリタンタン -☆

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[ そう・そう ]
忘れないうちに、日記しとかなくっちゃ。「ランビキ」で出てきたあのお酒、アラックの臭いの問題です。ヒースローから、必ず買って来ておられたのは、先週末、大阪からお見えになったご夫妻のうちの、旦那様だったのです。(奥様のわけないか。)泡盛を傾けながら、あのアラックの強烈な臭いの秘密を伺いました。答えは意外、「松の実を入れる」ということでした。醸造・蒸留の、どの段階なのでしょうか。一度、ベイルートの工場を見学に行きたくなりました。ブドウと松の実とラクダ、不思議な因縁でもあるのでしょうか。
2001/05/31(Thr) 雨


[ やっと、カキコ可になりました ]
サーバーの引越しのため、「何じゃこりゃ」状態が数日ありました。借地・借家人の悲哀です。そのうえ、cgiファイルの救済に、ドえらい手間もかかってしまいました。(これは、テバには絶対不可能的技術で、ひまわしさんと、霊峰富士のHAL仙人に、すべてお任せいたしました。)

ところで、昨日はヤンバルに行ってまいりました。あの緑深い山々と、ゆったりした海。いつ行っても、ナハのあたりとは全くの別世界です。時は、まさに小満芒種(スーマンボー)、梅雨のド真ん中です。梅雨の雨にかすかに揺れながら、イジュの花が、白く可憐に咲いていました。

あこがれていた源河(ジンカ)川にも立ち寄ることができまた。う〜ん、まさに小鮒釣りし……の、かの川でしたね。もっとも、鮒はいなくて、ボラと鮎とテナガエビでしたけど。その少し先の、以前から評判だけ聞いていた、大宜見は前田食堂の牛(ギュウ)ソバ、絶品でありました。550円也、機会があったらお立ち寄りください。
2001/05/30(Wed) 雨


[ めんそーれ ]
大阪の方から、知り合いのご夫妻が見えられ、昨夜は楽しいひとときを過ごすことができました。テバより一回り近く(?)ご高齢なのですが、そのお元気なこと、ただただ、ひたすら脱帽・降参でありました。昼は奥間から58号線に沿って、那覇までの約100kmを、あちらこちらの視察も交えながら、南下してこられたはずなのですが、お疲れのご様子は片鱗も伺えませんでした。もっとも、奥様は、気が向けば、一人で大阪から東京までドライブされる剛の者、昨日のドライブなどは、物の数ではないのかも。それに、現役のころは、商社マン夫妻として、世界の諸大陸を転戦してまわっておられたのですからね。

今日は、泡盛を大量に仕込んで、帰って行かれました。
2001/05/27(Sun) 曇り


[ おおおっ、こんなところに ]
昨夕のことでした。ドラえもんでも見ようかと思って、琉球朝日を点けておいたら、ステーションQとかで、釣りのコーナーをやってました。番組表では久米島となっていましたが、実際には久場島沖の流し釣りでありました。「若干季節外れですが……」、という解説と共に流された画面は、何かデジャヴュな感じ。よくよく見ると、テバもお世話になったことのある、あの第三KYO…丸ではありませんか。

そして、船上には、釣り上げたお魚を、いかにも嬉しそうにカメラに差し出す釣り人。おおおっ、こんなところにお師匠様! お懐かしや。一別以来、いずこの空に下で、何をしておられるのかと、かねがね胸を痛めておりましたが、相変わらずのご健釣ぶり。いやあ、大慶、大慶、大慶至極、大変安心した弟子なのでありました。もちろん、周りのヒトより、大きいのを、一番沢山あげたんでしょうね?

釣りタレへのご転身とTVデビュー、おめでとうございます。ひたすら目指しましょう、松方○樹への道。たらじさびたん。
2001/05/26(Sat) 晴れ


[ たとえば今日あたりは、 ]
大快晴、風弱くベタナギ、月齢2(限りなく新月に近い)、中潮(これまた、限りなく大潮に近い)、満潮時刻21:20、ときてます。夜釣りなんかには、もってこいの日なんでしょね。行くヒトもいるんでしょね。行ったら、かならず大漁なんでしょね。これで釣れなかったら、余程腕が悪いんでしょね。あ〜あ、書いてて空しい! や・め・た。

(潮見表を楽ガキに掲載、行かれる方のご参考までに)
2001/05/25(Fri) 晴れ


[ 晴れた日が続きます ]
というより、夏ですね、こりゃ。昼休み、外をぶらぶら徘徊していただけで、すっかり汗をかきました。

頭光さんが、突貫取材をしてくれました。(テバコラに掲載)
2001/05/24(Thr) 晴れ


[ おばぁ再び ]
わがマンションの2Fのおばぁに、また出会ってしまった。

今回のテバのミッションは、1Fから出発して、荷物を5Fの自分の部屋に置き、可及的速やかに1Fに戻るという、大変に高度かつ緊急なものであった。ところが、エレベータは2Fで停止させられた。そこには、ああ、また、あのおばぁが、ゴミの袋とおぼしき物を持って立っていたのであった。二度目なので、簡単に、

テ「今日も上ですよ」
お「そうね!」

で意味が通じた。部屋に荷物を放り込んで、エレベータに戻ると、すでに下向きに発進したところであった。仕方がないので、降り希望の▼ボタンを押して、エレベータの動きを見守る。エレベータは案の定、2Fで一旦停止した。ところがである。そこから反転して、当方の待つ5Fに引き返してきたのである。カラのまま。

お解りですね。おばぁはいつも、2Fの自分のフロアーで、▲と▼のボタンを同時に押していたのであった。前回も、下に行くはずのおばぁに、昇りのエレベータを停められたわけである。今回は、テバが往復し、その間、子細かつ慎重にエレベータの挙動を観察・分析する機会があったので、このことが判明したのである。

なお、下で待っていた人に聞くと、ゴミ袋を持ったおばぁが一人、階段を下りてきて、袋を置いて、また階段を上って行ったそうである。
2001/05/23(Wed) 晴れ


[ フュージョン ]
マイラインとかで、市外、海外電話が、今日からインターネット電話になった。オールジャパン、稚内でも三分20円である。無理矢理、「耳を澄ませば」、音質は、というところもないではないが、この値段には代えられない。さすがに、電話界の「魔女の宅急便」、というだけのことはある。 「……」の中味が判らないヒトは、スタジオ・ジブリ宛に、お問い合わせを、どーぞ。

海外はといえば、米国が三分30円、ブラジルでも100円だって。昔、国際電話(死語)といえば、三分3000円が相場だった時代知ってますか。 でもね、 米国とかには、かける用件がないし ……

そうそう、GANOT第九章(歓喜に寄す)も終わってしまいました。 でもね、 GANOTの次の企画を思いつきました。カリタン記念事業です。「ひまわし」さんに相談して、イキイキしたものにしたいと思います。
2001/05/21(Mon) 晴れ


[ わが心にも雨ぞ降る ]
しとしととした雨の降る、梅雨らしい良い(?)一日でありました。かねてより、こちらの雨は、少々元気がよすぎると感じていたのですが、ベルレーヌの雨もあったのですね。

PCの復旧にはもってこいです。おかげさまで完全復活。余勢を駆って、Ganot第8章を片づけました。そろそろ先が見えてきて、ちょっと寂しい …… そう感ずるのも雨のせい?
2001/05/19(Sat) 雨


[ あと一息]
結局、PCが駄目になって、現在復旧中です。やっとインターネットまで来ました。あと、メーラーと、あれや、これや …… 、丁度週末、のんびりやろ。
2001/05/18(Fri) 曇り


[ たらじさびたん ]
新聞に、知念村のおじぃの談話が載ってました。漁師たちの風習です。よその家に行って、食事を頂く前には「くゎっちさーびら」、頂いたあとは「くゎっちさびたん」と言うのが一般らしいのですが、海の幸を頂く時だけは、違うのだそうです。その場合は、頂く前は「たらじさびら」、頂いたあとは「たらじさびたん」となるそうです。「たらじ」とは「不足」という意味で、「もっといっぱいとって、大漁にしてください」という願いがこめられているのだそうです。

これは使えます。どんな小物でも(この頃こればかりですが)、あるいは、とてつもない大物でも、釣り上げたあとは、必ず「たらじさびたん」、と言うように心がけましょう。

ところで話は変わりますが、Ganotにアニメーション初登場です。第八章で試験的にやってみました。
2001/05/16(Wed) 晴れ


[ な・な・な ]
なんちゅう野生の牛じゃ! 昼ごろ、いよいよ沖縄本島上陸の構え。ピンと漲る緊張感。さあこい、どこからでもかかって来なさい、というアントン風闘魂。準備やよし。あとは開戦のZ旗が揚がるのを待つだけ。

ところが突然、陽が射しだしたのです。もともと、目もはっきりしない、スクランブルな台風でしたが、気象台も相当慌てていた模様です。やっぱりフィリピンには、温厚なカラバオ(水牛)しかいないのかな。
2001/05/14(Mon) 台風


[ シマロン接近 ]
台風1号が接近しています。その名は「シマロン(Cimaron)」だそうです。今回はフィリピンの当番で、意味は「野生の牛」です。ちょっと獰猛そうですね。でも、フィリピンの野生の牛って、どこにいるんでしょうか。おとなしい、のんびりとしたカラバオ(水牛)ばかりだったような気がします。

次に、2号が発生すれば、韓国の担当で「チェービー(燕)」となります。3号はタイ国命名で、あの果物の王様「ドリアン(Durian)」です。かわいいのが続きますね。4号の米国提案の「ウトア(Utor)=スコールライン」はさておき、5号は「チャーミー(Trami)」で、可憐なベトナムの花です。

Ganot collectionですが、図版だけ完成しました。最後の第335図は「Hydraulic Ram(水撃ポンプ)」でありました。前大戦末期にラムジェットとして登場した、幻のエンジン。これの元祖的アイディアですね。近未来用には、マッハ3のスクラムジェットとして、すでに開発されつつあります。そして、遠い未来のラムスクープエンジンは、燃料を積む必要もなく、恒星間を自由に駆けめぐることでしょう。
2001/05/13(Sun) 台風


[ そう、その通り ]
勝連グスクの青空は、加工品(つくりもの)でした。当日の本当の天気は、曇りでした。これを指摘されたアナタはスルドい。なお、サバニは正直堂の出品です。

ところで、我が家の近所に電波堂ビルという建物があります。これのオーナー(なんでしょね)で、1Fに店舗を出していた、名門・電波堂が閉店しました。那覇の電波堂といえば、相当きこえた存在らしく、大琉球はオーバーとしても、本島ならどこでも、電波堂の近所に居住してます、と言えば通じていたものです。

さらに今日、これも近所で、久茂地スーパーという、創業15年の名門(?)スーパーが、閉店の張り紙を出しているのに気づきました。

さらにさらに、ホンマゴルフ久茂地店が閉店セールをやっていました。

いったいどうなっているのでしょうか。この辺の地域全体が、ブラックホールに吸い込まれつつあるのでしょうか ……
2001/05/12(Sat) 雨


[ ううむ・・・・・・・・]
  ・・・ (--;) ・・・ (--;) ・・・ (--;) ・・・
なんとも、うっとおしい・・・・・・、そうだ、表紙でも変えよう。

・・・ま、Ganot「磁気」完成。しかし、なんか難しかったな。

2001/05/10(Thr) 曇り


[ アルツハイマー? ]
大変失礼しました。5月5日に師匠がお釣りになった大物、「ハマチ(関東なら天然だからイナダですか)」と記しましたが、オオマチ(アオチビキ)でありました。師匠筋から、厳重な注意を受けましたので、ここに謹んで、陳謝しご訂正申し上げます。

なお、オオマチの魚体長0.0007q、魚体重0.008tという推定値でありますが、これも訂正する必要があるのかどうか、ご確認申し上げたところ、「あれは、まあ、(^_^;、あんなところでよい」との、寛容なお言葉をいただきました。
2001/05/09(Wed) 晴れ


[ 今日は何の日? ]
5月8日で「ゴーヤーの日」です。大琉球では、この日を期して「ゴーヤー王国」が建国されました。つつしんでお知らせいたします。アドレスにも、JA的なセンスの良さが伺われます。

http://www.58kingdom.net

古波蔵家にとっては災難でしたが、「ちゅらさん」のおかげで、ヤマト方面でのゴーヤーの知名度も、ぐんと上がったようです。

ところで、琉球の海と島の美称、「美ら海・美ら島(ちゅらうみ・ちゅらしま)」をよく見かけるので、「ちゅらさん」に漢字を宛てると「美らさん」かと思っていたのですが、大変な間違いでした。那覇市在住の照喜名栄蔵先生によれば、正しくは「面さん」でありました。ヤマト風に訓むと、「つらさん」です。でも、これでは確実に視聴率ダウンですね。やはり、平仮名のままにしときましょね。詳しくは「楽ガキこーなー」にて。
2001/05/08(Tue) 曇り


[ ミス那覇が消えた日 ]
去る5日、「那覇観光キャンペーンレディ」三名の、認証式が行われたそうです。三名のタイトルは、(2001)サンシャイン那覇、エメラルド那覇、そして、コーラル那覇だそうです。相変わらずのちゅらぢゅらしいネーミングですが、レディ? これに伴い、ミス那覇が消えたというのです。嘉利吉の島々にミスは多いわけですが、

 島々にミス見る島は多けれど
  ミス見るミスはこの那覇のミス

と、歌にまで詠まれた、あのミス那覇が消えたのです。そう、時代の歯車が、ここでもまたひとつ、回りました。一抹のわびしさ……(このわけは、別のコーナーで後刻……)

 雪もなく 明治は遠く なりにけり

また、盗作してしまった。
2001/05/07(Mon) 雨


[ 梅雨入り ]
気象台発表:沖縄地方が梅雨入りしたとみられる。昨年よりも11日早かった。平年は8日ごろ。

だそうです。やっぱり若夏はほとんどありませんでした。地元の人たちの勘は、良く当たりますね。幸いにも昨日は上々天気で、釣りには行けたし、那覇ハーリーも無事・盛大に開催できました。惜しみつつ、若夏っちゃん、サヨナラ。
2001/05/06(Sun) 晴れ


[ ガキの日]
子供の日、大きな真鯉はお父さん……、ということで、海に行って参りました。問題は、海のコンディションですね。潮流が強く、80mの海底にタッチするのに、道糸を200mも繰り出すような状況でした。えっ? 言い訳しているわけじゃありませんよ。現に、師匠は、あっという間に、オオマチ(アオチビキ)の70p級、推定魚体重8sを釣り上げ、周囲を唖然とさせたのですから。この辺の正直レポーターぶり、師匠も良い弟子に恵まれたものです。

が、しかし、全般に不調でありました。ある常連さんなどは、船長に、船賃を出来高払いにしたい、と提案していましたが、心中同感のヒトも多かったことでしょう。テバの釣果ですが、これも正直言って、

 敢ヘテ後世ニ残スベキ内容ニアラズ
 ユヱニココニ記録ヲセザルモノナリ

でありました。割烹でいえば「梅の下」、散髪屋でいえば「二分刈り(坊主寸止め)」、といったところしょうか。

ま、しかし、存分に陽に焼けた、ガキのお遊びの一日ではありました。
2001/05/05(Sat) 晴れ


[ 予定が変わり]
テバコラを作ってしまいました。題して「グスク三百」。構想半年、執筆半日の労作です?
2001/05/03(Thr) 晴れ


[ 若夏]
どうも、第一ラウンドなのでよく判らないが、当地では、季節は「うりずん」→「若夏」→「梅雨」、と変わってゆくらしい。今日は、早朝からの雨も昼前にはやみ、さわやかな風が吹き渡った。空を見上げると、青空にポツリ・ポツリと白い雲、思わず「若夏なのかな」とつぶやいたら、傍らのウチナーンチュが、「そう」と言ってくれた。

今年は雨もよいの日々が多く、若夏省略即梅雨入り、という予言もあっただけに、そうか、これがそれか、と、大変嬉しかった。でいごの花も盛りである。

 若夏を でいごの花と 惜しみけり

また、盗作してしまった。
2001/05/02(Wed) 晴れ


[ CO2問題の本質]
車の中で一服する。ライターで火を点けるので、CO2が発生する。もちろん、タバコを燃焼させると、あまたの有害ガスとともに、CO2が出てくる。窓を細めに開けるが、この動力は電気。が、しかし、バッテリーはガソリンの燃焼で充電されるので、やはりCO2だ。こんなことを、くどくどと考えていると、ヒトの呼吸は速く、浅くなってくる。そして、いつもより余計に、酸素を消費し、CO2を多めに生産してしまう。そんなことを、カリタンタンに記録すると、その関連も含め、あちらこちらでCO2を発生させてしまう。

ああ〜……、なにげない一服の恐ろしさ。
2001/05/01(Tue) 曇り

My Diary Version 1.21
[ 管理者:テバ 著作:じゃわ 画像:牛飼い ]