☆ 13 万 ト ン ☆



えーと、うろ覚え(疎覚え)のまんまやってしまいました。歴史上人類が

手にした金の総量です。正解は9万トンでありました。13万トンというのは、

将来にわたって取得可能な4万トンを加えたものだったのです。あと4万トン。

まだそんなにあるのかと思うヒトと、もうそれしかないのかと思うヒト、って

例の話のパターンですね。って誤魔化さないで、素直に謝ります。すんません.。

ぺこっ(フラッシュ光る)。まったく無害無益な駄文でよかったです。さもなくば

一連の偽装○○事件の仲間にされているところでした。


ついでにわかったところですが、19世紀中葉までに入手できた量は、9万トンの

うち僅か5千トン程度だったそうです。いかに金が希少なものであったか、想像を

絶するものがあったようです。金箔や金唐皮にして、大事に大事に使ったわけです。

第二次産業革命で鉄の量産体制が整うのとパラレルに、金の大量採掘も始まった

ようです。したがって、本シリーズの考察対象は、それ以前の時代としましょう。

繰り返しますが、世界中の金を集めても数百トン、あるいは数千トンの時代です。


フォート・ノックスの金は、1トロイオンス=35ドルとして、約1万3千トンもあった

ことになります。計算は禁物だというのに、またバカなことをやってしまいましたが、

とにかく米国の国力の象徴のひとつであったには違いありません。


註;疎ボロス=疎覚え+ボロ(の複数形)