ガルバーニ型の電気(連続する電流を伴う電気:動電気)の生理学的効果は、連続的なショックであり、荒々しい筋肉の収縮を引き起こす。これは生きている場合のみならず、ガルバーニのカエルで示されたように、死んだ動物についても起こるのである。
ガルバーニ型の電池を、一方の極しか触れないなら、ショックは感じられない。しかし図のように、両方の電極を手に取るとするなら、我々はライデン瓶の時によく似たセンセーションを感ずるのである。ただ、ライデン瓶では瞬間的であるのに対し、ガルバーニ型からのそれは持続的である。