電気に二つの種類があることは、ガラスや樹脂を摩擦したものを、木のボールにかざすことによって示される。
ガラス管を布で摩擦し電気振り子に近づけると、木球ルは、まず、引き寄せられ、次いで、短い時間の後、反発される。球にはその時、ガラスと同じ電気が負荷される。
さて、次に、封蝋のような樹脂体をを布で摩擦し、励起された木球に近づけると、後者は急激に前者に引き寄せられる。(同様に、しかし、順番を変えて樹脂、ガラスの順に近づけても同様な動きが見られる。)このことは、ガラスと樹脂に起こる電気が、作用において、一つは引き寄せ一つは反発するというように、異なることを示す。このことは、1734年に、Dufyによって発見された。