1822年、フレネルは、既に光学において確固たる発見を成し遂げ、光の波理論を研究し、現在では文明開化された全ての国で用いられているところの、照明の新システムを発明した。
海霧により曇らされる反射鏡の使用をやめ、彼は平凸レンズを使用した……
巨大な平凸レンズを作ることは困難であり、かつ光の吸収も大きくなるので、彼は最終的に、反射鏡を併用したエシュロンレンズを採用した。