ある種の結晶質の物質は、入射光を二つの部分に分割する能力を持っているので、これを通して物体を見ると、二重に見えることになる。この現象は「複屈折」と呼ばれるが、物体中の分子の配列によるもので、このことで、含まれているエーテルに、異なる方向への分解性を生じさせる。