二つの薄いガラス球A,Bからなるが、二カ所が直角に折れ曲がった細いガラス管で連結されている。適当な枠に取り付けられているが、水平部には管に平行に目盛板が付いている。ゼロ点は目盛の中央にあり、両方に向け目盛られている。球体全部とガラス管の大部分は空気で満たされているが、管の中に液体の小滴があり、端部を標示している。
二つの球の温度が等しいとき、標識nはゼロのところにある。一方が加熱されると、空気が膨張し、標識は反対側に動く。目盛は、通常の水銀温度計を使って付けられる。