【キルヒャー伯父さんだ!】

アタナシウス・キルヒャー尊師は、17世紀のイエズス会士ですが、それよりも大博物学者として知られています。アレクサンドロス大王の研究もしていたとは知りませんでした。


中世と近世を繋ぐという意味で、強靱なブリッジになってくれた人だと思います(珍しく真面目モードです)。

CHAPTER 128   The Pequod Meets The Rachel

"Bad news; she brings bad news," muttered the old Manxman. But ere her commander, who, with
trumpet to mouth, stood up in his boat; ere he could hopefully hail, Ahab's voice was heard.

"Hast seen the White Whale?"

"Aye, yesterday. Have ye seen a whale-boat adrift?"

白鯨 第128章 レイチェル号との出遭い

「悪いしらせじゃ。悪い知らせを持ってきたのじゃ」マン島の爺はひとりごちた。しかし、その向うの船長が、拡声ラッパを口に当てて短艇に立って、声を掛けようとしたよりも早く、エイハブの声はひびいた。
 「白鯨見たか!」
 「ああ、昨日見た、流れた捕鯨艇見たか!」